小口木版画による解剖図
2009年02月11日(水)21:17
必要があって岩波書店のPR誌『図書』2月号の目次をひらくと、「小口木版画による解剖図」というタイトルが目に飛び込んで来ました。木口版画とはブログがいっしょのコーナーなので、なんとなく気になるし、親しみも感じているせいでしょう。解剖学の坂井建雄さんが書いています。
解剖図における小口木版画は白黒の二階調で滑らかな表現がむずかしく、大きな図が印刷できないという限界もあった。でも白黒二階調と図の小さいサイズは本文と同じ紙面に印刷できるという利点としてかんがえることもできる。解剖学書にテキストと一体になった図を復活させ、現代の解剖学書の原型をつくりあげる役割を果たしたのは小口木版画なのだそうだ。トルト『学生と医師のための解剖学図譜』(1907)より蝶形骨の解剖図という図版も載っている。縮小されているのだろうけれど、ペン画のように細密なもので、すごい。
いつの日か岡澤さんにあげようとひらめいて、コピーをとっておきました。
(製本/八巻美恵)

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