「オドリ」WSレポートその2
7/27~29にやった石原耒さんの「オドリ」ワークショップレポート、後編です。
座ったり、寝転がったりして、身体をほぐし、十分温めました。
ガンガン動くのではなく、脱力、リラックス、身体を感じながらのウォームアップ。
私はフロアで、ゆっくり呼吸を感じながらのストレッチ、というのがすごくすきなので、もうずっとこれをやってたい!とすら思いましたが、「オドリ」のワークショップですから、踊らにゃ損。
そろそろ踊りましょう、ということになって、はじめにやったのは、「呼吸を使って踊る」こと。
息を吸うときには、風船が膨らむように身体もふくらんで軽くなるイメージで。
息をはくときには、風船がしぼむように、身体も小さく重くなるイメージで。
みんなゆらゆらと、身体を呼吸に合わせて動かして、それがもうそれぞれの「オドリ」なのでした。
一日目はここまででしたが、二日目は同じようにじっくりウォームアップしたあとに「呼吸を使って踊る」のバリエーションを。
今度は風船ではなく、「植物の呼吸」。
息をはくときには、地面に根を張り、同時に上にどんどん芽が伸びていくように身体も伸び、
息を吸うときには、陽の光や風を受け入れて、風化し粉々に朽ちていくように身体がゆるむ。
風船のイメージとは向かう方向が逆です。
この二つを組み合わせると、一回の「呼」と「吸」で方向を変えずに、心ゆくまで上に伸びたり、心ゆくまで下に、身体を溶かすように動いていけます。
三日目は、もう呼吸は気にせず、身体が動きたいように思うままオドリました。
目をつぶって、いまいるスペースを確認したり、それぞれ好きな音楽を思い浮かべて、その音楽に乗って動いて
みたり。身体を動かすって、こんなに楽しかったんだねえー
踊っているのが楽しいので、ついつい夢中になってしまいますが、時々自分のオドリをサボって他の人の動きを見てみると、みんなそれぞれ独自の道へ。一人一人まったく違うオドリです。
石原さんいわく、「舞踏」というのは白塗りでおどろおどろしくて、というイメージが強いけれど、それだけではない。「一人一派」といえるくらい、それぞれ違うものだと思うし、オドリって何なのか、ということを突き詰めていくのが「舞踏」だと思う。とのこと。
「一人一派」って、わくわくします。「舞踏」のイメージがすっかり変わりました。
だれでもオドレル。
終わってみると三日間は短かったけれど、身体と仲良くなるきっかけになったみたいです。
身体と仲良くなる、ということは、ダンサーに限らず、誰でも日常生活の場でいつも応用できること。
石原さんはこの秋からワルシャワを拠点として活動されるそうですが、年に一回は日本に帰って活動したいとおっしゃっていたので、そのときにはまたイワトのひょうげん塾でワークショップを、とお願いしました。
次の機会をおたのしみに。
オオタマキコ

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